【FRIDAY MUSIC】真夏の夜ふかし(Mari)



先週末の夏の陽気はどこへやら 。
ここ数日、ベルリンはまるで日本の梅雨のように湿気を帯びて、
昨日は たらいをひっくり返したような大雨だった。
今日も雨が降っては止みの繰り返し。
週末も天気予報はずっと雨マーク。
カラっと晴れた夏は戻ってくるんだろうか。


久しぶりに体感する 湿気を帯びた息苦しい空気の中 で、
(とはいっても、日本の梅雨を経験した者にとっては、まだまだ序の口だけど...)
熱帯夜のうだるような気だるさを改めて思い出す。

こんな 寝苦しさならいっそ、いっそ起きていたほうがいいんじゃないか。

20代の終わりにファラオ・サンダースのこの曲に 出会った時、
フュージョンやfree jazzといった 「通な大人のための音楽」の敷居の高さなど気にせず、
ひたすら 身を委ねることが出来るようになったことが嬉しかった。

私がラッパーだったら 絶対サンプリングして使いたい(※)、
最高にかっこよくて美しいベースラインとピアノ、サックスのメロディーライン。
これを聞いてれば熱帯夜なんて忘れて、
脳内で万物への愛を誓ってる間に朝が来ちゃう。
頬杖ついて、はたからみたら奇怪なうっとり顔で過ごす、幸せな週末。

※なんて思っていたら、
憧れのかっこいい大人、いとうせいこうさんが過去にすでにやってました。



Mari




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