【FRIDAY MUSIC】仕事が捗る音楽(Mari)



試験。レポートの提出期限。納期。友達と始めたブログの記事の締め切り。
世の中にはいろんな種類の締め切りがある。
そんな迫り来る時間を前に。
ああ、捗りたい。集中したい。
それなのにどうしてパソコンの画面上にはこんなに多くの無関係なタブが
開いているのか。
Facebook、そこからのリンク先の記事のタブ
(さらにはそこからのリンク先、という無限ループ )、
集中する方法、SNSを見ない方法、そしてその隣には夕飯のレシピのタブと、
you tubeのタブ。

そんな画面上のカオスを見て、とっ散らかった自分の脳の愚かさを反省。
あなたにもそんな経験は無いだろうか。

パニックでざわついた脳内を鎮静させるために、
情報量が少なく思考の邪魔をしない、でもリズムを作ってくれる音楽が必要だ。

そんなわけでご紹介したい音楽は、
The Swingle Singers & The Modern Jazz Quartetの『Place Vendome』。
こちらは2 曲目の「When I am laid in Earth」。

元々オペラの楽曲であるこの曲 。 私が個人的に取り組んでいる アンサンブルで、
この曲を演奏することになった時、どんなバージョンがあるのかyou tubeで調べていた。
そこでたまたまヒットした、MJQによる演奏のこちら 。
ジャズにはそれほど詳しくないが、熱を帯びていない低温のジャズ
(時にそれがスリルが無くて退屈だと言う人もいるけど)と
ブルックスブラザーズのスーツ姿には、私が男性だったらやってみたい要素が
ぎゅっと詰まっていて、ただ好きなのである。
そんなわけでこれは聴かなくては。

ミルト・ジャクソンのひんやりとしたビブラフォンは
ヒートアップした脳を冷えピタのごとくクールダウンさせ、
The Swingle Singersのスキャットはダバダバとしか言わない安心の情報量の無さだ。
ダバダバについて深く考えたことなんてなかったけど、需要はここにあるのかも。
そしてゆったりと規律良いフーガが 、作業にリズムを持たせて没頭させてくれる。
5 曲目の「G 線上のアリア」もおすすめ。

↓こちらで通して聴けます。


Mari

TABLE THINGS

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