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ふう、今日も一日仕事を終える。
朝夜2回の満員電車での通勤と、どうにも先が見えなさそうな毎日に、最寄り駅から家までの足取りは重い。
曲が聴き放題のアップルミュージックで、帰り道に合う音楽を探しながら帰る。
ファミリーマートの横を過ぎる頃、今日はこれだ、という一曲が見つかる。
野太い声を張り上げて、吉田拓郎が歌っている。
「人生を語らず」彼が28歳の時に書き上げた歌だという。
越えてゆけ、そこを。越えてゆけ、それを。今はまだ人生を、人生を語らず。
最近、変に縮こまっているんじゃないか?もっとやれるんじゃないのか?と拓郎は歌う。
家に帰ったらビールを飲もう。
そして、拓郎の声に元気をもらうのだ。
今週もおつかれさまでした。
拓郎
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